夕焼けとさくらんぼと味噌ラーメンと

2019.10.12

台風で何だか心休まらずなので前から書こう書こうと思っていたラムネのことを書く。

 

 4年ほど前からセキセイインコを飼っている。

父方の祖母が亡くなってしまった直後、それはお葬式に履いていく靴を探しにだったか格安服屋が併設されているホームセンターでの出会いだった。

元気が欲しくて何の気なしに母と妹と寄ったそこでは、毛が生えそろったくらいの雛鳥達がひよひよ鳴いていてそれはそれはかわいかった…なかでも、ものすごく元気で懐っこく、パステルカラーが綺麗すぎる一匹から目が離せなくなった。ひよひよ、ひよひよ、その子はまん丸の黒目をキラキラさせて鳴いていた。ちょ…かわいいが過ぎる…

靴を見ている間もその子のことをずっと考えていて、そして、ちょうど私は3週間前に退職してしばらくニートをしようと思っていたところだった。あれ?今なら飼えるんじゃ?というか今しかないんじゃ…?

帰り際にもう一度見に行ってかわいさを再確認。彼には全くお伺いもしていなかったけれど、私の中では、飼う気持ちが固まっていた。

家に帰って彼にそのことを話す。正直彼の答えは覚えていないけど、ほんとに飼うの?え?本当に?と言っていたような…気がする…。うん、飼うの。あれを運命の出会いと言わずして何という!あの子を飼わずして誰を飼う!

 

というわけで翌日、しかも祖母の葬儀の後、私たちはペットショップへ向かった。その頃はまだ車も持っていなかったから、か弱い声でひよひよ鳴いている箱を大事に抱いて、名前は何にしようと話しながら家までの道を急いだ。初春の夜、手に伝わってくるあたたかさと、動いた時に箱の中で爪が当たるカタカタという音が夢のようだった。家を出て、初めて自分たちだけの意志で飼うペット。そわそわしてしまう嬉しさと、これから先10年以上にわたるかもしれないこの子との暮らしの責任を思う。

 

家に着いて、ひよひよをかごに移す。小声でずっとひよひよ言っているのがかわいくてかわいくてすぐにでも遊びたいけどぐっとこらえ、少し高いところに置いたかごに入れて布をかける。実家で最初に飼ったピヨは、無知ゆえ飼ってすぐ床にかごを置いてしまって更に私たち子どもが頻繁に覗いたことで体調を崩してしまい、子どもながらにとても反省した。ピヨちゃん、あの時はごめんね。

少し落ち着いてきた様子だったので、挿し餌をする。こぼしながらも一生懸命食べてくれ…あぁ〜〜〜かわいい~~~!!!何があっても守ろうと思う。なるほど、これが母性か…!

ひよひよはすくすく大きくなり、鳴き声はいつの間にか溌溂とした「ぴよ!」になり、パステルカラーは換羽の末すっかりビビットになった。どこを触ってもされるがままだったのに、いつからかなでられるのを嫌がるようになり、姿勢良く凛々しい顔をして肩にとまるようになった。

 

鳥を飼っている、と誰かに言ったとき、鳥って感情あるの?と聞かれたことがある。

言っておくが、めちゃくちゃあるよ!!!

かごから出すときは毎度目がキラッキラで大興奮だし、スマホに夢中になっていたら邪魔してくるし、私がお風呂に入ると扉の前で大鳴きしながら待ってるし(夫氏のことは待っていない)、遊んでいるとほっぺをふわふわに膨らませてはしゃぐ。そのくせしつこくするとつり目になって怒るし、突然睡魔に襲われて指にとまりながらうつらうつらしてるし、テレビなどで突然大きな音がするとギャーと叫んでかごに逃げ帰ったりする。覚えたおしゃべりは判別できないものも含めたら何十語もあると思う。最近のお気に入りは「なんですか?」「ただいまぁ~」「○○くん(夫)おかしいね?」「え?」「ラムネもう一回言って?」である。これらの言葉を早口でひたすらまくしたてる。達者か!

感情豊かで、全てが面白くてかわいい。

 

いつだか夫氏と大喧嘩をして泣いていたら、普段大騒ぎしているラムネが、鳴きもせずずっと私の顔を見つめ続けてくれたことがあった。インコは群れで生活するから、仲間の感情やその場の雰囲気にとても敏感なのだそう。ラムネがどう思っているのかを正確に知ることはできないけど、心配そうに私を見ているラムネの顔を見て、愛を感じた…気がした。そして、じゃあ私が彼(ラムネはオスである)を大好きだって気持ちは、ちゃんと彼に伝わっているのかなと不安になった。私が彼と暮らして幸せを感じているように、彼もそうだったらいいなぁ。

 

さて、感慨深くこんな日記をしたためている横で、ラムネはおもちゃのブランコさんに夢中で愛を語っている。うーん、やっぱり上のは妄想で、実際彼は何も考えてないのか…?まぁそういうところも好きなんだけどね。能天気さと優しさのバランスが絶妙で、だから動物って大好きだ。

いつでも我が家を賑やかに照らしてくれる小さな太陽くん。これからもずっと大切にするからね。ずっとよろしくね。

 

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台風によるスマホの通知が鳴りやまない。どうか被害が最小限で済みますように。あぁ、ひとりだし何だか少し怖いな。ラムネがいてくれてよかった…。

2019.10.09

さすがに少しずつ寒くなってきた10月。まだタオルケットで寝ている。毛布を出してしまうと熟睡しすぎて朝がつらいから、もう少しタオルケット生活。金曜日に毛布を出して、週末は毛布にくるまって寝よう。今から楽しみ。寝るの大好き。

 

金夜はまたサウナに行き爽快。水風呂も気持ち良くて最高だけど、サウナ自体が好き。あの温かい空気に包まれる感覚、なんだか安心するんだよなぁ。地元のスーパー銭湯のサウナは、人が少ないのも嬉しい。裏が森なので、鈴虫の声を聞きながら星を見上げて秋風を感じる至福の時間。あぁ、書いてたら行きたくなってきた…今週も行こうかな…。

 土曜は朝から美容院を予約していたので私にしては早起きだったけれど、サウナ効果かそこまで苦しまず起きる。休日に早起きするのもたまになら悪くないな。なんてったって一日が長いこと!美容院行って少しふらふらして食品の買い物行って…としてもまだ14時の衝撃。いつもは逆にそれぐらいの時間から出かけてるから、早起きすごい…となった…。夜はみんなで実家でご飯。父がいろいろと準備してくれてありがたい。が、いつもお腹が爆発するほど食べてしまう。幸せか。

 

そして翌日は母と出かけた。日本橋のあたりをぷらぷらして、お昼はたいめいけんが混んでいたからその近くにあった渋いあなご屋さんに入ったら大当たり。ふわふわで甘辛で美味しかったー!青柚子の皮やわさび、山椒などの薬味も全て美味しくて、出汁茶漬けも含め満喫。また行きたいし彼も友人も連れて行きたい。高島屋には大きなポケモンセンターが入っていて、歴代ソフトの名場面など展示されておりわくわく。めちゃくちゃ迷って時間を費やしまくったが、大人なのでシールとタオルとお弁当用巾着を買うに留めた。えらい。

三越前まで歩き、喉が渇いたので喫茶店に入る。良心的価格の老舗。店内は少し狭かったけど、モカソフト甘すぎず美味しかったな。最近考えてることや昔のこと、そしてこれからのこと。コーヒーを飲みながらいろいろな話をする。文字通り話は尽きなくて、我ながら母娘っていいなぁと思う。

 

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なんだか歳を重ねてきて、人間というもの自体一面では語れない、という当たり前のことを自覚している。私は元々すごい引っ込み思案で内弁慶だったのだけど、思春期あたりにそんな自分を変えたいと思って変えていって、しばらくはそのままいれたんだけどここのところ少しうまくいかなくなっていて、なんで?前はできたのに私どうした?と悲しくなることしばしばだったのだけど、別に退化したとかではなくそういう自分の面がまた現れてきただけなんだよね。

他人に分かってもらいたい、という気持ちがそもそもの根っこにあるから、誤解されずにアイデンティティを伝えることを目指す過程で、私と言ったらこれ!っていうような明確なブランディングに憧れてたけど、そんな単純明快に一言で表せるよう努めなくても自然にその人らしさは現れるのにね。これもやはり自信がない故なのかな。

 でも最近は、身に付けるものにしても立ち位置にしても、私はこれだと凝り固まらず好きに楽しめばいいじゃないかと思えるようになってきている。まぁ以前もそんなに意識してたわけではなかったのだけど、でもどこかで、私ならこれ選ぶでしょーというのがあった気がする(そしてそれはお決まりの自分の中だけで)。

だから、いろんな面を楽しめている最近の自分は、過去や執着のようなものから少しだけ脱皮した感じがしてそわそわするし、嬉しい。というか誤解は別に怖いものではないのだよね、分かる人には分かるし、そうならなくても分かって欲しい人には伝えればいいだけ。そして極論自分さえ分かっていれば良いのにね。この話はまた今度つらつら書きたい、なまけもののさとり方を読んで思うところがあったのだ…!

 

帰り道、普段は買わない色のダリアを買う。

今日の晩ご飯は、おじいちゃんの田舎からもらったさつまいもを使ったさつまいもご飯とさわらの味噌マヨ焼き、そして具沢山のお味噌汁。実家にいた頃は具沢山のお味噌が嫌だったはずなのになぁ。

2019.09.22

ニューカレドニア最終日は、チェックイン後20時すぎまで時間があったので寝坊してのんびりパンを買いに行き、ビーチサイドのベンチに座りながら図書館で借りてきた本を読んだ。彼は貝殻とサンゴ探しに夢中。帰ったらシェーディングランプ?を作るらしい。帰ってからまた楽しみを作るところが素晴らしい。えらいぞ。

 

ニューカレドニアはどうあがいても何かすることができないぐらい何もなくて、ひたすら綺麗な海が広がっている。毎日、本当に文字通り何もせず海を見て時間を過ごした。でも、緑も多くて鳥のさえずりが心地良いし、人も多くなくみんなのんびりしていて、私は結構好きだなぁ。

海外に行くと、何もしないで一日過ごしても一切罪悪感がないのが不思議。日本にいると空き時間はどうしても何かしなきゃとなってしまってでも自分の身体は動きたがってなくて、その心身の相違から、一日中寝てしまった日などは夕方罪悪感でどよんとなるのに、海外に行くと職員が少なすぎる税関で30分以上待たされても仕方ないなぁと思うだけだし、ただ海を見てぼんやりしてたまに写真撮って寝て一日が終わっても何も思わない。むしろしあわせ〜とすら思う。なんでだろ。

 

そして大抵の国で、何だかみんなのんびりしていて肩の力が抜ける。どこで採算取れてるのか不明だけど、例えば飲食店の店員さんは基本携帯いじるか同僚と話して暇を自分本位に使っていて、成長意欲とか上を目指してる感じが極めてゼロ。割り切り方がすごいなぁと感服。私は割り切るのが下手で諦めが悪いから、それに苦しめられることが多々ある。そんなに自分を苦しめる必要ないのにね。あぁ、もっとシンプルになりたい〜〜〜。

 

帰ってから何を食べようか、野菜が食べたいからキムチ鍋かやっぱりお味噌汁に納豆ご飯もいいよねぇと彼と話す。束の間の非日常は、あっさり日常に飲み込まれていく。それはどこか寂しくて、でもなんだか安心している自分もいたりして。

 

趣味は海外旅行、と言うことがあるけど、私にとっての海外旅行とは家に帰ってきて日常を取り戻すところまでを言っている。日本の空港に着いて馴染んだトイレの心地よさに感激して、帰りのバスで音楽を聴きながら(今回ははっぴぃえんどの風をあつめて、と決めている。この曲は本当詞も曲も最高すぎて…あぁ…好きだ…)旅先での日々にぼんやり想いを馳せて、玄関を開けて家の匂いにほっとして、お風呂に入って(旅終わりのお風呂上がりの自分は本当にびっくりするほどさっぱりした良い顔をしている)、野菜をいっぱい使ったごはんを食べてあぁ~自分の家ってやっぱり最高~~~とリビングにごろんとするまでが一連のセットで好きなのである。

だから、海外旅行の何が好きなのか、何が楽しいのかはどうしてもうまく言えない。解放感、というのは少し簡単に言い過ぎている気がするし、自分自身の生物としてのポテンシャルを試されてる感と未知との遭遇、そしてそれを無事終えた時の安心感のセットというか…でもそれに何万も払ってると思うと我ながら謎だな…修行かよ…うーん、やっぱりうまく言えない。これが理屈を超えているということだろうか…。

 

日本は数日前から秋の陽気だと父からLINE。秋はお洋服がかわいいしご飯が美味しいから大好き。生足にブーツ履きたいし、半袖に厚手のストールとかもかわいい。シャインマスカットも産地まで買いに行きたい。

 

生きてるって面白いなぁ。永遠なんてないと分かっているけど、いつまでも健康に、好きな人たちと共に生きていきたいな。

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映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」見たよ 貴方の描いた永遠の記録

もんだいちゃん(@mondai_g)です。情報解禁からスクリーンで見るのをずっと楽しみにしていた作品。見れてよかった。本当に。

 

映画「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」見たよ

 ※途中からワンクッションの後ネタバレありますご注意ください。

 

 

宝石のきらめき、木漏れ日、義手に反射する光、夜の街灯、そして瞳の輝き…作品内で描かれている光の描写がどれも美しすぎて、この場面をずっと見ていたいと何度も思った。そして街並みはもちろん、建物や家具、草木などスクリーンの中にある全てのものがこだわりに満ちていて優しくて。生命力のある美しさ、愛が伝わってくる美しさってこういうことなんだな。どの場面を切り取っても美しさが溢れていて動画として流れていってしまうのがもったいないと切に思いました。美しすぎて涙が出ることって本当にあるんだな…!(結果90分ほぼ泣いていた)

 

この美しすぎる作品が人の手で作られたものだということ、それを私たちの元に届けてくれたこと、その奇跡に本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。素晴らしい作品に出逢わせてくれて本当に本当にありがとう。

 

貴方の描いた永遠の記録はいつまでも色褪せないんだ

以下がっつりネタバレありの感想です。

 

 

 

 

 

 

前半は姉パート。久しぶりに画面越しに会うヴァイオレットが凛としすぎてて、やだ…ヴァイオレット様かっこいい…と女学校モブの一員になること必至。白タキシードが似合いすぎて大変。スカートでなくパンツスタイルを見せてくれてありがとう。美し。

そして徐々に心を開いていくイザベラちゃんかわいい。彼女が憎んで絶望していた世界は、思っていたよりずっと明るくあたたかかったね。ヴァイオレットの成長がメインでないストーリー展開も新鮮で良かった。それにしてもヴァイオレットちゃん、なんて優しく素晴らしい子になって…(感涙)。

 

そして時は経ちの妹パート。成長したテイラーはその天真爛漫さはそのままに、強くたくましくなって見てるこちらもにこにこ。つまらん仕事、とやさぐれていたベネディクトくんを一蹴するきらきらおめめ。ルーティンで代わり映えしないと思えてしまう日々の仕事も、本当は確実に誰かの為になっているんだよね。

見失って忘れてしまいがちだったことを真っ直ぐな瞳で伝えてくれるテイラーとの再会は、そもそもあの日のベネディクト自身が蒔いた種であるし、縁とはそういう小さな優しさが積み重なって紡がれていくのだなぁと思う。

 

終盤、姉妹の再会エンドか?と思っていた自分の単純さが恥ずかしくなるような強く優しいクライマックス。そうだよね、この作品は人の成長と未来を見せてくれる作品なんだった。これ以上ない前向きなラスト。

 

トリッキーな展開などはないし、どちらかというと王道でともすれば地味とも言えるストーリーかもしれないけど。姉妹をあえて再会させないラスト、世界は美しいんだよと思わせるような背景と色彩、そして繊細さのなかにあたたかみを感じさせる小物の一つ一つまで至る所にこだわりが見えて、あぁ、職人の作った作品だなぁ、と思いました。

いつまでも色褪せない名作とは、こうしてしみじみ心に残るもののことを言うのだろうな。

 

もちろん、そのこだわりはスタッフロールにも。あの役職を見て、スタッフの方の「作品を作り続けることが犯人への最大級の反撃」という言葉を思い出しました。あの日から突然被害者という報じられ方をされているけれど、被害者であったのは最後の一瞬だけで、それ以前に一人のクリエイターであり、誰かの大切な人であり、京都アニメーションのスタッフであって。だから、被害者としてではなくスタッフとして名を遺すべきだと。強く、優しいクレジットでした。

 

グッズが全て売り切れていたので、泣き腫らした目の私が買えたのはパンフレットのみだったけど、全ページカラーで本編のカットもたくさんあって豪華すぎる…それなのに1000円ポッキリ…えっもっと払わせて…という代物でした。おすすめ。そしてグッズは店頭で売り切れてても京アニショップで買えるようなので決して転売ヤーから買わないように…!自分が応援したいと思う先へしっかりお金を落とそう!やくそく!

 

アニメ未視聴でも楽しめると思いますが、まぁ…正直視聴してから見てほしい!深みが全然違うから!Netflixで配信してるから! アニメシリーズは全12話だけだから!ちなみに我が家は今から夫氏にも見てもらい次は夫婦で見に行く予定です(今回はぼっちで行った、けど周りぼっちの人ばかりですごい居心地良かった…そしてメンズも含めみんなボロ泣きしていた)。

映画は3週間限定公開(~9/26まで)なのでお見逃し無いよう!あの美しさはスクリーンで是非見てほしい!!!よ!!!

余談ですがベネディクトくんがアニメ時以上にイケメンすぎて全私がスタンディングオベーション。背中開いてるシャツとヒールブーツ最高。隠しきれてないもらい泣きありがとう。かわいすぎか。好きです。 

 

 

それではまた~

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2019.09.03

8月も終わり、あぁ本当に、あっという間に夏が終わるなぁ!

2、3年前から体力的なものなのか日本の夏が年々暑くなっているのか分からないけど暑くて溶けそうで夏つらいなと思うこともしばしばで、でもやはり抜けるような青空とギラギラ太陽を見上げると、夏が好きだなぁと思わざるを得ない。

夏は眩しくて騒がしくて、それなのにどこか儚くて切ないのはなんなんだろう。最中は暑すぎて早く秋が来てほしくて、でも秋を感じると途端に寂しくて。冬はあんなに長く感じるのに、夏はリアルな期間も体感も本当にあっという間。

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最近は幾原監督作品にとてもとてもはまっていて、もう1ヶ月ほど、ずっとそのことを考えている。そして吐き出したい気持ちはあるのにうまく書けなくて膨らむ下書きたち…いやはや、これらが日の目を見ることはあるのだろうか…

幾原監督の作品は、変化を、そして踏み出す勇気を肯定してくれるところが好きだし、さらにそれが一見分かりづらいと見せかけて分かりやすいところが最高。考えざるを得ない作品に出会うのは楽しい。そして描かれてる男子たちが魅力的すぎる…しょーちゃんかわいいよしょーちゃん…。

 

あ~~~なんだか夏の暑さは書き残したりする気持ちを失せさせる気がする。日記も暑くなってから書いてないし、ここも全然更新せず、思うことはあれど面倒でやる気が出なくてぐでーんとしてばっかである…(言い訳…?)でも本当、暑いと全てが面倒になってしまう〜〜〜暑さに負けずサクサク活動するためにも体力付けたい切実に、と思って早何年なのか…う…何か自己嫌悪ってきたぞ…やめよう…

 

自分の体質と性格から離れた理想の姿とリアルな自分を比べてもがくことをいつまでたってもやめられなくて、その諦めの悪さに我ながら本当に呆れるけど、まぁもうこればっかりは仕方ないね。そういう自分を認めて、呆れ笑いしつつやっていくしかないのでしょう。あぁ大変。やれやれ…

 

話は変わって、最近厚切り食パンにはまっている。今までなぜか厚切りアンチで食パンは断固8枚!と思ってそればかり食べていたのだけどさすがに飽きてきて、試しに4枚切りを買ってみたらとても美味しくてびっくり。しっかり小麦の味がするし、何か贅沢な気分になれる…。この一週間は毎朝、4枚切りを半分にして、バターを付けて食べている。スーパーで売っているなかだと超熟がお気に入り。美味しい。昔、義姉から乃がみの食パンもらったけど、今こそまた食べたいなー。もう少し涼しくなったら買いに行こう。ホームベーカリーも再開しよう。

 

秋だというのに今さらセールで厚底サンダルを買ってみたり、ベリーダンス発表会でまさかのおばさまファンができ握手を求めてもらったり、旅行記ブログを読んでモンゴル行きたい欲が高まったり、特記するほどの大きなことはないけどちゃんと思い返してみれば自分で思ってたほど何もない日々では全然ないのにね。はぁ、欲深いのは恐ろしやだな。

 

週末旅行に行ったら疲れが取れなくて今日は散々であった…明日は少し回復してますように…おやすみなさい…

2019.07.11

今日は彼が久々に飲み会のためひとり。せっかくなのでヒトカラや映画に行こうかとも思ったけど、ひとりで家で過ごせる貴重な機会なのでどこにも行かず何もせずのんびりな夜。久々に交互浴をしたら、最近とてもひどかった肩こりが少し改善した気がする。

 

こういう日の夜ご飯はひとりキムチ鍋。ビールを飲み始めつつ、お味噌汁を作る時なんかに使う片手鍋にたっぷり野菜を入れる。今日は白菜、えりんぎ、ニラ、ネギ、そしてもやしは一袋丸ごと。ちょっと奮発して銘柄豚のバラ肉にウインナーも。全ての野菜をくたくたに煮る。知ってる味なのにいつでもとても美味しい。しかしこれだけ大量の食材が私一人のお腹に収まると思うと、何だか信じられない…。しかも〆に卵を落としたうどんまで…ふぅ…お腹いっぱいすぎる…。

こんな時間にコーヒーまで飲んで、テレビは付けずにノラジョーンズなど流し、優雅な気分である。今日は久々に太陽が出ていたからか少し湿気も落ち着いていて、夜風が気持ち良い…お腹いっぱいだしねむい…(本当にコーヒーのカフェインが効かない)。

 

仕事が相変わらずつまらなくてつまらなくて、なんで私はこんなところで時間と心身を浪費しているんだろう、でもだからと言って今飛び出したところで何になるんだろう、経験もないし何もできないじゃんか、とバイオリズムも手伝って落ち込みきっている最近だけど、結局は自分の考えがしっかりしていないことが全てなんだよね。

何にせよ人と比べがちなこと、謎に自分に厳しいこと(他人に対しては100%の気持ちでいいじゃんって思うことでも自分に対してだと途端に駄目だろって思ってしまう)、そして自分の目指す先が全然定まっていないこと。不安定な時期に入るとこれらの問題が全て如実にあらわれてきてしまい、自分で自分をひたすら苦しめることとなる…いやはや、一体ひとりで何をしているのか。

とりあえず、今考えても仕方のないことを考えるのはなるべくやめよう…時期的に求人も少ないし、自分のスケジュール的にも来月すぐに転職、というわけにはいかないのだから、今はむやみに焦るんでなくどうしたいかをちゃんと考える時間と割り切るのだ…。いつでも楽しいこと考えていたいって思っているのに、不満が発生するとどうしても現状の駄目なところを延々と列挙しがちだな。というか駄目なところ挙げ続けたらもっと落ち込むだけじゃんね。本当に何なんだ自分?マゾかな??

 

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できないことじゃなくできること、嫌なところじゃなく良いところ、全ては表裏一体で自分の捉え方次第なのにね。分かることとできることの差はまだまだ大きい。

自分との戦いは続くよどこまでも…To be continued...

2019.07.04

今日は先日勝ち取ったお休みを使って上野に来ている。お目当てはクリムト展。たのしみ。

以前上野に来た時から行ってみたかったレトロな喫茶店で、THE・ナポリタンを食べた。味しっかりめ、美味しい。自分でナポリタンを作ろうと思ったことはないし麺類にしては珍しくあまり好きと思ったこともないのだけれど、結婚してすぐの頃、彼が作ってくれたのを食べてから美味しいかも、と思うようになった。

喫茶店は本当にレトロな雰囲気で、タイムスリップしたみたい。常連と思われるちょっとガラの悪そうなおじさんが新聞片手に入ってきて、店員さんにナポリ!と一声かけてどさりと広いソファ席に座る。このお店では、もはやおじさんもお店を素敵にするための重要な構成要素になっている。最近はキラキラガラス張りのクリーンな建物が持て囃されるけど、こういう場所も是非残り続けて欲しいと思う。とても素敵なお店。ちょっと遠いけど、また来よう。

 

この間、ついに母にある報告をした。

軽く話すつもりが、お母さんの顔を見たら涙が溢れてきてしまって大号泣。こんなつもりではなかったのに…。

あえて大したことではないように淡々と、それでいて明るく聞いてくれる姿勢に本当に救われる。お互い歳をとってきて、もう母親は守ってもらうんではなく自分が守らなきゃいけない対象なんだと何年も前から思っていたはずなのに、やはり母は母だなぁと思わされた。友達のようで、華奢な肩を見るたび守ってあげたくて、でもどうしたってやはり母は母で私は娘でしかない。心配をかけたくない、ただ喜ばせてあげたい、と思ってはいてもそんな思うようにはいかないのだ人生は。本当、いろんなことがあるなー…。

でも、それなら、無いものにこだわるより今有るものに対してできることをしたい。方法は一つじゃないからゆっくり考えて、共に、大切に時間を過ごしていきたい。好きな人たちを一回でも多く喜ばせたい。と改めて思った。

ツイッターでふと目にした、「ハッピーエンドはひとつじゃない」という言葉。本当にそうだなぁ。いくらでも選べるようになったからこそ、ここからが私の、そして私たちの選ぶ人生であるとも言える。試されている感…。

 

まぁ気負いすぎず、焦らず。頑張ろう。

 

お母さん、話を聞いてくれてありがとう。こんな私だけど、これからもよろしくね。

 

ちなみに母から父に話してくれたらしく、初めての長いLINEが来た。元気がない時こそ、いつも通りの日常を送ること。美味しいものを食べ、働き、よく眠ること。あまりに真実で、良いことを言うので、サラッと送った返信とは裏腹に実は電車で読んで泣いた。まったく、尊敬できる父と母である。ありがとうね。

 

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お店から出たら髪がタバコの匂い。こんなの久しぶりで、バイト時代を思い出す。あの頃はめちゃくちゃ受動喫煙してたな。それなのに何も気にせず働き続けるなんて〜若いってすごい。

 

梅雨のつかの間のカラッとした青空(ちなみに投稿している今日はどん曇り)。良い日にお休みを取ってラッキー。楽しく生きる方法はいくらでもあると今の私は知っている。大丈夫。

さらざんまい感想と語れるヲタクってかっこいいよねって話

※ネタバレ漏洩しまくりです。最終話未視聴の方は是非ご視聴いただいてから来てくださいまし…!※

 

 

 

 

もんだいちゃん(@mondai_g)です。

さらざんまいが終わってしまった。

一話を見たときは本当に本当に意味が分からなくて、視聴後、正に( ゚д゚)ポカーンだった。でもなぜか癖になる感じがあり音楽も映像も頭から離れず、毎週見続け曲もダウンロードし気付けば最終回はリアタイで見るという、(0時台には布団に入っていたい私にしてはだいぶ)気合いの入れよう。

 

いや~~~はちゃめちゃに良かった。良かった。良すぎた。良すぎて最終話見た後から思考がずっとさらに支配されている。Twitterの検索履歴はさら関連に埋め尽くされている。まだ一週間以上ある今月、残り0.6GBのデータ通信量。どんだけ。

 

まさかさらざんまいのうたで泣く日が来るとは思わなかった。正真正銘、最後のさらざんまい。からのレオマブが3人を照らす光となる演出。ふたさらも未読だったし特別レオマブ推しじゃなかったのにあれで完全に涙腺が崩壊した(多分推してたらあの瞬間息絶えていたと思われる)。今つながったとしても、互いにたくさん傷付き、いつか決別する結果になってしまうかもしれない未来の漏洩。それでも、つながりたい。そんなの、泣くに決まっている…泣きながら大きく頷くしかない…あぁぁぁぁ…。誰かとつながるということ、そして生きるということは、それを覚悟し受け入れること。未来は分からない、だけど生きている限り、欲望がある限り続いていくし何度でもやり直せる。その後の3人が描かれると思いきや久慈くんだけが描かれるED。でもあそこで罪を償う場面をきちんと見せてこそ意味がある。圧倒的フィクション感のなかの重要なリアリティ。

そしてラスト、初見ではあの明るく爽やかな終わり方の印象が強すぎて、何だか分かんないけどハッピー……良かった………と涙を垂れ流していたのだけど、その後バッドエンドだったのでは?という考察を見て、そうか…確かに…と考え直した。それは一般的にはバッドエンドと言われる終わり方かもしれないけど、彼ら3人にとってはつながりを失わないまま消えるというこれ以上ないトゥルーエンドだったのでは…と思った、のだけど。

考察をいろいろ読ませていただき、今日もう一度見たら、やっぱり、そうじゃないんでは?と再度思い直した。あぁ本当、あんな大切な

「それがどうしたああああああ!!!」

を、???と思ったままで見過ごしていたよ。私は馬鹿か。ごめん久慈くん。

終わってる、傍から見れば終わってるかもしれない、けど。それがどうした。自分で選んで、捨てて、前を向いて。どんな未来も覚悟して、掴み取った今からがやっとスタートだ。

からのOP「まっさら」。そうかー、そうだよな、そうだよなーーー!!!

発した言葉と真逆の満面の笑み。確かに成長した姿の3人。最後の突き抜けるような青空。流れていくカッパたち。これ以上ない終わり方だ…本当に…めっちゃ綺麗…。あぁ、書いているそばからまた見たい。

 

本当に、素晴らしい作品をありがとうございました。出逢えてよかった。

 

さらざんまいを見ていくうえでもう一つ思ったことが、語れるヲタクのかっこよさ。

私も含め、最近は語彙力がないヲタクが主流になってきている気がする。以前のヲタクといえば、「~~~は、XXXXであるからして、〇〇〇であるのでありますッ!」的に早口でまくし立てるイメージが大半だったと思うのだけれど、今は「尊い…」「語彙を失う」「エモい…」のような言葉で、対象への思いを表すヲタクをよく見かける。もちろん語ることが全てではないし、陳腐な言葉では表せないぐらいの思いがあるというのは本当だと思うし、それが悪いことと言いたいわけじゃなくて(というか先に書いたけど私もそうだし)。

ただ、さらざんまいという作品を通じて、語れるヲタクってめちゃくちゃかっこいいなって感じたのでした。

私も、例えほぼ妄想だとしても的外れでも未熟でも、言葉を紡げるヲタクでいたいと思った。拙くても言葉にすることをあきらめたくないなって。語りたい欲にもっと正直になったっていいんだ。おこがましいけど、それが思いがけず誰かの、そしていつか自分の光になることだってあるかもしれないから。

さらざんまいを語ることでできたつながり。いいねをしたけどもしかしたらもう会わないかもしれないアカウント。でも確かに、この一瞬はつながることができた。あなたの考えたことはさらざんまいという作品を通じ私の生きる糧になりました。私一人では到底ここまで判ることはできなかった。たくさんの人の知識、感想、思考があったからこそ楽しめました。

考察班の皆さん、本当にありがとうございました!またどこかでお会いする日まで、ぐっどさらーーーーーっく!!! 

 

さらざんまいのうた/カワウソイヤァ

さらざんまいのうた/カワウソイヤァ

 

 

それではまた~

f:id:mondai-girl:20170201164910j:plain(もんだいちゃん)

2019.06.21

今朝はお母さんが不倫してるということが判明しさらにお腹に赤ちゃんがいるの…と告げられ、お母さんのこと大好きだったけどもう会えないや、私はお父さんを支えていくから、と泣くのを我慢しながら絞り出すように伝える夢で目覚めた。当然目覚めてすぐ大号泣。いや何なんこの夢…母還暦だっつーの…それで自然妊娠したならもはや奇跡だから産みなよ…。

泣いて起きる、という事態の一番古い記憶は中学の頃、ハイエナに追われて学校の屋上に逃げて絶体絶命という夢であった。それからというもの年に1〜2回ぐらい泣きながら起きる、もしくは自分の呻き声で起きて目が覚めた瞬間泣く、ということがある。夢の内容はいつも様々だけど、大体しょうもない。でも起きた瞬間は大変な悲しみや怖さ、そして少しの安心感でボロ泣きしてしまう…なんなんだ…疲れるから本当勘弁してほしい…おかげで今日は眠くて眠くていつも以上に仕事にならなかった…。

 

週末はベリーダンスの先生のショーへ。

ショー形式のものを見るのは初めてだったのだけど、本当にキラキラで華やかで優美で感激してしまった…すごい。身体の使い方も表情も、全てが美しい…なんという…。

ピンクでキュートな感じもいいし、ブルーで儚い感じも素敵だし、紫やゴールドでゴージャスなのも最高。

スワロフスキーのクリスタルは言わずもがな、スパンコールも人魚みたいでかわいいし、何かもうどれも良い…あぁ…

 

ダンサーの方それぞれに個性があって、踊り方や選ぶ衣装や曲、そして踊ってる時の表情など本当に人によって全然違うのだけど、中でも先生の踊りは緩急がしっかりついていて魅了されてしまった。優雅でねっとりした動きと、音が身体から聞こえてくるような弾ける動きとのギャップが素晴らしい…。加えて、どこか情緒的なんだよな…私は情緒的なものがとても好きだ。明るさや華やかさの中に見える少しの切なさや寂しさにきゅんとする。ソロの演舞はまるで一つのストーリーを見ていたのかと思うぐらい圧巻だった。しかも緊張で振りが飛んでしまいほぼ即興だったらしい…ありえない…すごい…!

偶然の出会いだけど先生に習っていて良かったし、もっとうまくなりたいと心から思ったのであった…。

 

そして、この感動した気持ちをうまく伝えられるようになりたい。素敵な人にはちゃんと感じてる通りに素敵と伝えたい!と常々思っているのだけど、いつもうまく伝えられたか不安になる…語彙がもっと欲しいし、伝え方うまくなりたい…。

でも、結局どう伝わってるかなんて伝えた側が知れることは一生ないのだけどね。そこまでは支配することができないからこそ、相手を信じることができるか、余白を楽しむことができるかがコミュニケーションの醍醐味とも言える。その場その場での最善を尽くすことしか、伝える側にできることはないのだ。当たり前だけどつい忘れてしまう…心配性と同居する支配欲。欲望…ウッソー…(さらざんまい最終回視聴中)

 

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しかし完全に余談だけど周りを一切気遣わない人ってなんなんだろうな?めちゃ大きい声でしゃべるなどガサツな言動したり、狭いのに他人のこと全然慮らなかったり、本当なんなの…。しかし意外にそういう人の方が大声で盛り上げたり、ばんばん注文してお金落としていったりして大きく見ると場には貢献しているというね…もやり…。

まぁ気にする方が損なのだよね結局。それでも、やはり好きな自分でいるためにも元々の性格的にもそっち側にはなれないんだけど。気にする方が損だなぁと思いつつ、こんなことを時間かけて書いている私はきっとこれからもこんな感じでいくのでしょう。やれやれ。

でも自分たちが使うメニュー表なのに、他人の席のカトラリーの上にそれをガサツに置いて全然気にしないような人には一生なりたくないから仕方ない…繊細な人が世界を救うとミス大丈夫も言っていたもんね…。

2019.06.07

は〜〜〜本当金曜日って最高だ!最高!結婚したい!金曜日の夜大好き!!!梅雨入りしたと聞いてげんなりしていたけどそんなことも忘れるぐらい最高な気持ちである。そして道端の紫陽花がとても綺麗。梅雨は好きではないけど、紫陽花は雨空の下が一番映えると思う。凛として可憐で素敵な花。

 

私は、伝えることがあまり得意ではない。

幼い頃から口下手だった、と思う。何かを発言するということは、私にとってずっと勇気のいることだった。引っ込み思案な習性は幼稚園児の頃から既にあり、いっぱい思うことはあるのに、話すとなるとうまく言葉が出てこなくて照れ笑いでごまかすこともしばしば。臆せず、思ったことをそのまま口に出せる同級生のことを心底うらやましいと思った。こんな自分嫌だ〜〜変わりたい〜〜〜と思って中学からは機会があればなるべく自分から発言するよう努め(中学デビューとも言う)、その成果もあってか今は発言することにそこまで抵抗はないけれど(むしろ場によっては発言したくて仕方ない時すらある)、それでもやはり根本では、伝えることは私にとっては勇気のいることであり一種の戦いですらある。

 

そんな自分のことをめっちゃコミュ障wwwと思ってきたのだけど、なんだか最近、私と同じくらい伝えることが得意ではない人に、割と高確率で出会う。

 そういう人たちは、伝える前にめちゃくちゃひとりで考えて、その末結局伝えず諦めていることが多くて、何か…見ている側からすると超〜〜〜もったいない気がするんだよな〜〜〜〜!!!

 

いや私もそうなんだけどね、全然人のこと言えないんだけどね、でも、客観的立場になってみて気付いたけど、めちゃ考えてて悩んでて不満そうなのにじゃあ試しにやんわりとでも伝えてみたら?と言ったらうーんそれは…って苦笑して、や、発言することをそもそも諦めてるのは!何かすごく!もったいなくないか!!!

本当伝えることが苦手だったり伝えることが面倒というのはとっても分かりみなのだけどね(さっきから誰に対してこんなに弁解しているのだろう)、何というか、ここで戦わないでいつ戦うのかというか…。伝えるってどんなことでも多少なりとも波風立つし、勇気を出して言った結果だめでしたーってことも往々にしてあるとは思うんだ、け!ど!

 

変えたいことがあるならさ、やっぱ戦いは避けて通れないと思うんだよね。伝えて、交渉して、それで勝ち取ることってとても意味のあることで。我慢して気付いて欲しい感出してひたすら待っていても、何にも変わらない、何も気付いてもらえないってことって超あるじゃん。私は何度も何度もあったし、というか今もしばしばあるし、その都度とても消耗して悲しくて情けなくて泣きたくなる。

世の中にはあなた(や私)のように他人の機微に聡い人って実は多くなくて、悪気なく一切気付かない人や中には気付いてるけどこっちが言うまで何も触れないって人も結構いて。大事なことや困ってることほど、声をあげないと気付いてもらえない。そんな世界なのに、優しい人の方が我慢して苦しんで何も気付かれないで自ら去ることだってある。何か…悔しくないか…??私は悔しい!!!

 

もちろん疲れ果ててる時に伝えるのは超絶しんどいから、できれば自分のコンディションの良い時に、疲れ果て我慢の限界が来る前に。普段からもっとラフに伝えることを心がけていった方が自分にとっても相手にとっても、良い効果があるんではないかと思う。

待って待って勇気を出して伝えたのに、え〜全然気付かなかった〜早く言ってよ〜☆って言われるのすごい腹立つじゃん?だから、もっとみんな気軽に戦っていいんじゃない?勇気がいることだし苦手だけど、でも優しい人が損するのは悔しいし、良いことならなおさら伝えないで後悔するのは嫌だから、これからも言うべきことや伝えたいことはなるべく逃げずに伝えていきたいと思った今週であった…。

 

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ちなみに何の話をしているかと言うと、会社の福利厚生でどうも納得いかない点があり、そのことで散々同僚と悩んでいたのだけど思い切って上司に不満を伝えて交渉してみたらあっさり変えてくれたという話。そんなことあんのかい…早く言えばよかった…そしてそんなことでここまで長々書ける私って…。

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