人見知りについて考えた話と自分に呪いをかけることについて
以前私は人見知りの克服についてこんな記事を書いたのですが、昨日人見知りに関するある占い師さんのブログを偶然目にしまして。
そこには
「人見知りって言うのは本来子供に使う言葉なんだから大人になってまで人見知りなんて言ってはいけない!人はひとりでは生きていけないんだから!というか人見知りとか言ってるならもっと人に会おうぜ!世の中良い人のが多いんだから!人見知るより出会いに感謝やろ!!!」(超意訳)
的なことが書かれており、まぁ書いてあることは確かにそうかもねーと理解はできるんだけど、何かもやもやしたので私なりに人見知りのことを考えました。
人見知りについて考えた話と自分に呪いをかけることについて
人見知りは悪いことなのか?
まず大前提として、基本的に物事は人に迷惑をかけなきゃどうだっていいのです。それ以外は自分の問題だし自分がどうしたいかによるので、人にとやかく言われる筋合いはない。だから、心の中でただひたすら「私人見知りだわ…」と思ってる分には何も問題ないす。
というか問題ない以上に、例えば、他人とうまくコミュニケーションが取れなくて落ち込んだ時に「ま、私人見知りだからなぁ」と思うことがお守りになることも大いにあるはず。現に私がそうだし。だから「大人が自分のことを人見知りと思うこと自体が既にだめ!良くない!」って言われちゃうと、なんだか自分がただ純粋なダメ人間に思えてきちゃって悲しさを産むだけじゃないのかなぁ。もちろんそこで「人見知りとか言い訳せず頑張ろう!」と奮起できるガッツのある人は別でしょうが、いつでも誰でもそんな強くいれるわけじゃないしね。
そんな人見知り自称肯定派の私ですが、その考えが少し変わった出来事があって。
YUKIちゃんのラジオで人見知りについてのお便りを読まれた事件
昨年転職をした私は新しい職場で相も変わらず人見知りを爆発させていました。ちょうど同じ頃、大好きなYUKIちゃんのラジオが始まると知り、これはお便り出すしか…!ということで「人見知りなのですが人と仲良くなるにはどうすればいいですか…?」という陰キャ全開のお便りを送ったのです。すると何回目かの放送でなんと!そのお便りが!YUKIちゃん本人に読まれたという!!!
えっうれしすぎるーーーー!!!夢かーーーーー!!!!!でも何かやっぱりせっかくなら「昨日作ったカレーが美味しすぎて食べすぎちゃいました☆YUKIちゃんは何カレーが好きですか?☆」みたいな明るくポップなの送れば良かったーーー!!!!
と複雑な思いが渦巻くなか、真摯にお答えしてくれたYUKIちゃん。優しく寄り添ってくれつつも背中を押してくれる最高のカウンセリング力に脱帽&惚れ直しつつも、一番印象に残ったのが「人に『私人見知りなんで~』と言うことは相手に気を遣わせることになっちゃうから、それは30歳くらいまでにはやめられるようになった方がいいかも」とのお言葉。
た、確かに…!声高に「私人見知り宣言」することで例えそういう意味合いで言ったわけでなくとも、「私人見知りなんで(だからいろいろとよろしくね☆大目に見てね☆)」と言う風に捉えられ、相手にいらん気を遣わせてしまうことも起きうるよね…特に受け取る側が優しいほど負担をかけてしまう可能性が…そんなの嫌…そんなの私の目指す人見知り像じゃない…!!!
※ということを経た故の、冒頭の「人見知りと自分の心の中で言う分にはいくらでもどうぞ」の弁。
でも時に、それが自分に呪いをかけてしまうこともある
なので私の「人見知り」へのスタンスは基本「自分の中だけで完結するなら好きなだけ人見知り自称したら良い」なのですが、注意したいなーと思うことがひとつ。
それは、「自分は人見知り」と思いすぎて知らないうちに自分に呪いをかけちゃうこと。つまり、
「私人見知りだから(できなくても仕方ないよね)」
が、
「私人見知りだから(できないに決まってる)」
となってしまうということ。こうなると本来の自分のポテンシャル以上に人見知りさを発揮することになり、結果どんどん生きづらくなる恐れがあります。人見知りは無理して直すほどだめなものでは全くもってないけど、人見知りしない方が断然生きやすいのは事実だと思うから(だから私も含め、直したい!って思う人が多いんだよね)、人見知りを無意識のうちに増幅させるのは避けたいですな。
ちなみに私は人見知りを直したいと口では言っているものの、でも完全に直して明るーい人懐っこーいだけの自分になるのも何か違うなぁと思っているので、TPOに合わせて人見知りを乗りこなせる、人見知りと共存する大人になりたいです(一文の中で人見知り言いすぎだしひねくれすぎだし本当…そういうとこだぞ私)。
上記ラジオで流してくれたこの↑新曲がすっごーーーーーい良かった。本当好き。同じ時代に生きていることに感謝。ラブ。
それではまた~