夕焼けとさくらんぼと味噌ラーメンと

公務員になること/でいることのメリット

またまたご無沙汰しております、もんだいちゃんです。

前回の公務員ネタからだいぶ時が経ってしまいましたが、本日は標記の件につきまして、書いてみたいと思います。

 

巷ではうらやましがられることも多い公務員ですが、正直、中の人としてはメリットを探すの結構難しかったです。とは言えあくまで他の組織で働いたことがない人の考えなので、世間知らずを嘲笑しながら参考程度にお読みいただければと思います。

また、この記事では地方公務員について書いておりますので、週7就労されていると噂の国家公務員についてはまた全然違うと思います。ご了承下さい。

 

もんだいちゃん的「公務員になること/でいることのメリット」

①ぼんやりとした信用が得られる

家を借りたり買ったり、クレジットカードの審査の際は「公務員」のラベルがあればまず問題ないです。また、公務員というと親族は安心するので(親族自体が公務員の場合は除く*1)、親孝行にはもってこいの職業です。

ちなみに、公務員は身分が保証されているためリストラに遭うことがないというのは事実ですが、リストラに遭うことがないというのは、リストラに遭わせることもできないということです。間違って採用されたような仕事が全くできない職員がいても辞めさせることができないため、代わりに2倍の仕事をすることになるのはあなたかもしれません。

 

②ファッションセンスがなくても大丈夫

自己紹介自己紹介 - もんだいgirl でも書きましたが、地方公務員の過半数はのび太といい子そうな人で構成されています。よって職場でのおしゃれは自己満足にしかなりません。部署にもよりますが、例えば女子なら秘書や議会系でない限りは毎日無地のズボンとシャツに楽なぺたんこ靴でも全然問題ないです。髪やお化粧もナチュラル系一択です。むしろかわいかったり個性が目立つ服装をすると住民の反感を買うこともあるので、ダサい地味なぐらいがちょうど良いかも。おしゃれは休日に思う存分しましょう。

 

③「いい人」が多い

公務員の世界では、尖った人より柔和な「いい人」の方が評価されます。なぜならその人を評価する人もまた、柔和な「いい人」だからです。

公務員の基本スタンスとしては、仕事とプライベートの両立が最優先事項となるので、たとえ倍以上の成果をあげる可能性があっても問題を起こすかもしれない人を評価するリスクを取りたい人はいません。だって成果があがっても給与に反映されないからでも問題が起きたら一気に減給や記者会見、懲戒免職など急にエグイ処分が待っています。

よって役所には必然的に「いい人」が残ります。男性は気さくで腰が低く、理不尽なことも愚痴を言いながらも「しょうがないなぁ」とやってくれる、友達のお父さんみたいな人が多いです。女性はテキパキしていて芯が強く、でも場面を読んでうまく賢く男性を立てることができる友達のお母さんみたいな人が多いです。

そして、ほとんどの人が真面目すぎってぐらい正直に、真面目に仕事をしています。私は人の好き嫌いが激しい方ですが、4年間一緒に働いたなかで、人間的に嫌な人には1、2人ぐらいしか出会っていません。本当にいい人ばっかりなんだって。だから、公務員は税金泥棒とかサボってお金もらえていいなとか世間で言われてるの見ると悲しくなります。だってそんなこと言われてるのに、公務員の人たちは申し訳ありませんとか悟ったような笑顔で仕方ないよとか言って黙って真面目に働いてるから。自分のために戦わないのです。まぁ、それがダメなのかもしれないけど。

 

というわけで最後は若干切なげになってしまいましたが…以上のように公務員には様々なメリットがあるので、公務員を目指している方や転職を検討している方は今一度自分の求めているものと照らし合わせてみていただければと思います。

そして、まとめサイトやイメージだけで書かれた記事を鵜呑みにするのではなく、こういった中の人の生の声も、是非参考にしていただけたらいいのではないかと

 

それでは本日もお読みいただきありがとうございました!かしこ。

*1:自分の子どもには公務員になってほしくないという現役公務員はほぼ100%に近いです。(※もんだいちゃん調べ)

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