夕焼けとさくらんぼと味噌ラーメンと

アラサー女子が大腸内視鏡検査やってきたよ

もんだいちゃん(@mondai_g)です。好きなものを好きに食べれるって最高。

実は先日、人生初の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けてきました!いやぁもう…すごかった…興奮が冷めきらないうちにレポ。以下多少汚い表現も含まれますので食事中の方等はご注意ください。

 

 

アラサー女子が大腸内視鏡検査やってきたよ

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受けることにした経緯

6ヶ月前ぐらいから突然、なーんか下腹部が異常に張るな?苦しいな?という状態が続き、さすがに心配になってネットで調べたら怖い情報が羅列されていたため不安になって病院へ行くことに。それよりお医者さんすごいイケメン最高かよ。イケメンは正義。神よありがとう。

血液検査をしたり超音波したりレントゲンしたりしても特に異常はなく、でも出してもらった整腸剤や漢方はあまり効いている実感得られず。そして4回目の診察で、

 

イケ「多分過敏性腸症候群だとは思うんだけど、その診断を出すにはカメラやるしかないんだよね…」

「はぁ…(イケメンだなぁ)」

イケ「でも心配してるのも身体に悪いし…もう内視鏡やっちゃおうか!ね!」

「・・・///」

 

イケメンからの初めての誘い。もちろん断れるはずもなく。

 

イケ「麻酔は…まぁ無くていいよね!がんばろう!行ってらっしゃい(満面の笑み)」

 

行ってらっしゃいの方に引っ張られ、あはぁ~良い時間だった~最高~~~とにやけながらの帰り道、ふと思い出す「麻酔無し」の言葉。あれ…大丈夫なのかな本当に…?

 

前日までの準備など

私の病院では、検査準備は2日前から。2日前から消化に良いものを食べ始め、前日は19時までに夕食を終わらせるようにとのことでした。ちなみに私の2日前からのメニューは、

1日目
朝:食パン(マーガリン付き)
昼:お弁当(野菜、肉、ふりかけあり)
夜:麻婆なすのひき肉、卵かけごはん、豆腐(薬味なし)

2日目
朝:食パン(マーガリン付き)
昼:玉子サンド
夜:素うどん、卵、豆腐(薬味なし)、カロリーメイト

実際ちゃんと始めたの1日目の夜からっていうね。お昼普通に野菜とか食べてるし。意識低すぎ反省…

夜はもらった下剤を飲んで就寝。ひもじい野菜食べたい。

しょっぱ甘まず水との戦い

朝7時に起き、さて腸管洗浄剤を飲むぞと意気込んだものの、朝一であるはずの排便がない。昨日下剤飲んだのに…もう洗浄剤飲み始めなきゃな時間なのに…焦る気持ちと進んでいく時間。

8時半までに排便がなければ病院に電話してくださいと説明書に書いてあったため諦めて電話…しようと思ったら電話する直前にちょろっと!どんだけギリギリなんだ我が腸よ!飲み始めが遅れてしまった(本当は7時から飲む予定だった)ので一応電話したところ、そのまま進めてください〜ってことだったのでいざ2Lの腸管洗浄剤へ!

私の病院はモブピレップ派。一口目は塩っぽさが強めのスポドリ?結構いけそう?と思ったものの甘かった…飲み進めるほどにまずい。地味にまずい。しかも味濃い。しょっぱ甘まずい。映画を見ながら飲み進めるものの、全然進まず1時間に0.6mlぐらいしか飲めなかった(本当は1L飲んだ方がいいらしい)。水でなんとか押し流すように飲み進めること1時間、私の腸はここで遂に覚醒。5分おきにもよおしては水放出。音姫かな?ってぐらい滝のように水出る。すごい。口から入れたものはお尻から出ると当たり前のことを体感。説明書には薄い黄色か透明になったら準備完了と書いてあり、結局最後まで透明にはならなかったのですが、透明感のある黄色になったため終了。ちなみに体重は1キロ弱減っていました。つかの間のHAPPY。

いざ本番

14時頃病院に行き、着替えなどして待機。お尻部分が穴空いてる半ズボンも履きましたが上から浴衣みたいな検査着着せてもらったので恥ずかしさは全然なく、それより緊張と恐怖で震えほぼ出ないのにトイレに何度も行く始末。名前を呼ばれ、ベッド的なのに横になり、ちょっと痛いけど筋肉注射するよ〜と言われた直後肩にぶすり。鈍痛…このあたりからもう泣いている私。痛いよね分かるよ~と慰めてくれる看護婦さん。つらい。

そしてお医者さん登場。穏やかそうなおじたん。

ってかイケメンじゃねーのかよ!!!

後ほど問い詰めたところイケメンはちょうどその日休みだったとのこと。運命じゃなさすぎワロタ。むしろこのおじたんと運命なのではレベル。つらい。

しかしそこは熟練(決めつけ)の中年医師。私に「ちょ待っ…」と言わせる隙もなく「はいじゃあいきます(ブスッ)よ~」とめちゃ食い気味にカメラ挿入。あっけなく奪われた私の初体験…うっ…泣ける…

でも本当入れた瞬間は全然痛みもなく、あれもしやこれ大丈夫なやつか…?と思ったのもつかの間。

左上の曲がり角で激痛。「あ゛ーーー痛い痛い痛い!!!!」とあまりに叫びすぎてお医者さんも看護師さんも失笑。でも本当に痛かったんだもん!伸ばしちゃいけないところを伸ばしてるようなひきつる感じの痛みが突発的に起き、そこからは一気に恐怖モードへ。麻酔したら違うのかもしれないけどカメラがどこ通ってるのか分かること分かること。おへその下をぬって進むカメラの異物感たるや。痛みは左上以降ほぼ感じなかったものの、この不快感と気持ち悪さが無理で放心状態。どうやら私は腸が広いらしく、おじたんには「言うなればお父さんの古びたパンツのゴムみたいな感じに広がっちゃってハリがないんですよ(笑)」と失礼な例えをされたのだが「あ…そっすか…」と言うのが精一杯。もうどうでもいいから早く終わってくれ。

放心していたからかそこからは意外と早く、気付いたらカメラは体外へ。朦朧としたままトイレでおしりを拭き、着替えて今後の諸注意の説明を受けました。私は特にポリープを取ったりすることもなかったので、2時間後くらいから食事も普通にしてよいとのこと。それまでは飲み物(ジュースも可)のみOKと言われたので普段飲まないなっちゃんを恐る恐る飲む。ちなみにこの時若干の気持ち悪さと腹痛を感じており言うべきか…と思ったのですが、なっちゃんを飲んで数分経ったら治ったので気分的なものだったのかな?(みなさんは我慢せず言ってね!)

その後のこと

かかった費用は保険適用されて5000円程度。思ってたより安かった。嬉しいけど何か切ないのはなぜ。

その後は夫氏が迎えに来てくれたので車で帰宅。この時にはもうブックオフに寄り道するぐらいには気分も体調も回復していました。検査開始からちょうど2時間経ったのを確認したところでカロリーメイト2本食べた。うまい。固形物最高かよ。

夜ご飯は数日間の食事制限の反動で、トンテキとサーモン寿司(好物)というお腹に優しくなさそうなメニューでしたがお腹がぐるぐるすることもなく。普通にお風呂入って寝て次の日から仕事に行きました。さらにもう翌日夜には飲酒しました。だって金曜日だったんだもん仕方ない。元気でいてくれる我が内臓ラブ。

便に関しては、当日~2日後ぐらいまではゆるい状態が続き、その後2日間便秘になり、5日目から普通の形状のものが出るようになりました。あとはたま~に左下腹部が痛むのが少し気になるかなぁ。まぁ血便はないので一過性のものだと思って一旦ほっといてます。

 

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以上、なかなかの壮絶体験でしたが、検査だけならその後にダメージ引きずる感じではないし「何か重篤な病気なのでは…」と悶々と悩んでいるなら一度ぐらいやってみてもいいと思います。問題ないって言われたことで気持ちが晴れたのは事実で、ネットサーチもその後はしてないし。あと高齢になってから初体験っていうのも何かつらい気がするから、若いうちにやれて良い経験ではありました。またやるかって言われたら今は全然やる気持ちになれないけど。あでもイケメンがやってくれるなら考えよう。イケメンは偉大。

 

それではまた~

f:id:mondai-girl:20170201164910j:plain(もんだいちゃん) 

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