夕焼けとさくらんぼと味噌ラーメンと

「おばあちゃんになっても遊ぼうね!」という言葉を考える

もんだいちゃん(@mondai_g)です。遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も細々やっていきたいと思いますのでよろしくです。

最近なぜだかしばらく会ってなかった友人たちと連絡を取る機会が多く、そういえば、学生の時はよくこんなこと言ってたなぁなんてしんみり。今も言ってるけど。いつの間にかおばあちゃんとまではいかないけど、おばさんには手が届きそうになっている。えっなんの怖い話これ?

精神はずっと学生時代と変わらないままなのに、現実では確実に歳を取っているんだなと思い知ることが多い昨年でした。それはフットワークの軽さだったりノリの良さだったり自立して生活することからくる忙しさだったり、いろんな場面で実感することがあって。立ち止まって見つめてみると、確実に自分も、友人たちも大人になっている。いや当たり前なんだけどね…。でも、私たち自身が成長して変わっているからこそ、本当は友人関係の続け方も変えていかねばならないのだなぁと思ったのです。そこで今日は大人になった私たちの友人関係の続け方についてつらつらと。

 

「おばあちゃんになっても遊ぼうね!」という言葉を考える

大人になると集まるのがまずハードモード

そもそもそんなことを思ったきっかけは友人結婚式の余興計画でのこと。友人代表としてスピーチを任された私でしたが、せっかくなら高校時代の部活同期(その子とは部活が一緒だった)でサプライズ余興したい!それのが絶対彼女の思い出にも残るし演る側も楽しいし!と思い立ち早速同期に連絡。みんな快く私の案にのってくれたのですが(ここまでは学生時代と一緒)、具体的にみんなで集まれる日程を詰め始めた途端問題勃発。

全然予定合わねーーーーーーー!!!!!

いやそれでもね?みんな電車で1時間半以内の範囲に住んでる感じだし、全員で6人しかいないし、集まる条件としては悪くないんだよ?でもやっぱどう頑張っても予定が合わない!2ヶ月前に言ってもだめかい!ちなみに私の予定は真っ白だよ!誰にでも合わせられるよ!(加えてその頃は絶賛ニート中)

ちなみに合わない内訳は、子育て中主婦ちゃん基本夜だめ、仕事バリバリちゃん夜しかだめ、友達多いちゃん週末だめ、でした。各自のライフスタイルの変化ゆえ仕方ない、だからこそ切なさが溢れる…

 

いつまでもこのままずっとみんなで笑ってたいだけなのに…

これだけ予定が合わないとなると、起案者の私としては結構めげてしまって(心弱い)、みんなお忙しいなか巻き込んでしまって申し訳ない&なんだか寂しくて。昔は毎日嫌でも会ってたのに、こんなに策を練らないと会うことさえできないなんてハードモードすぎるやろ…織姫彦星かよ…!学生時代はこの時間の儚さとかロクに考えず日々を過ごしていたけど、もう、そのなんでもない日常こそが刹那だったんだよああああああ!!!!

確実に私たちは歳を取っていて、自分自身も環境も変わっていて、もうあの頃には戻れないのだ。決して。そもそもこんな企画が無謀だったのかな、もう学生時代のように時間があるわけではないのにね、大人しく私のスピーチにしておけばこんな思いすることもなかったのかな…と諦めたい思いが頭をぐるぐる。

 

方法を変える時期にきてるんだなぁということ

でもやっぱり諦めたくない!0/100の考えにはしたくない!と思い直して余興の企画自体を変更することに。全員で揃っての出演は大幅に減らし、ソロもしくは少人数での活動にシフトチェンジ。別にこれ今考えればそりゃそうだろもっと早くこうすべきだったろな変更なんですが、当時の自分は「みんな一緒にやりたい…!」という学生時代のままの気持ちが強くてだな。学生時代の友人といるとどうしても感覚が当時に戻ってしまって、簡単には割り切れないというね。

結果、余興はなんとかうまくいき、新婦ちゃんも大変喜んでくれて。当日嬉し泣きしてくれてる新婦ちゃんの姿を見て、やって良かったねぇとみんなで喜び合うもいとおかし。私たちに、大切な思い出の1ページが加算されたのでした。

 

「おばあちゃんになっても遊ぼうね!」を諦めない

私は学生時代はというと結構運命論者的なところがあって、友人関係に関しても「必要な時に必要な人同士で繋がるのよ!だから意図的に友達になったりするのは違う!」的なことをしゃあしゃあと言っていたのですが、大人になった今思います。「友人関係を続かせるには、運命とか綺麗ごとじゃなくてちゃんとした努力が必要である」と。つーか学生時代は、学校と言う場があって自動的に毎日顔を合わせることができたからそんなこと言えるんだよ!浅はかか!

学校から放たれた私たちには、「自主的に連絡を取る」という努力が必要だし、会わない時間が長くなっても「あの子どうしてるかな」とふとした瞬間に相手のことを思い出す愛が必要だし、相手が忙しかったりと思うようにいかなくても方法や時期を変えまたトライする、という諦めの悪さが必要なのだ。その子のことが好きで、その子と関係を続けたいならね。

加えて、学生時代は大体同じ道を歩いてたのに、大人になると、全く違う道を歩いてることが多くなる。一方は独身キャリアウーマンで、一方は子育て奮闘ママとかね。学生時代は「わかる~」という共感が共通言語だったけど、「そうなんだ~」という、異なる相手を認める言語に変えていかなくちゃならない。この変化は意外と大変で、女性は特に20代後半~30代前半ぐらいがちょうどその変化の時期にあたると思うので、「なんで⁉昔のように盛り上がれないよ?しばらく会わないうちに気が合わなくなったか⁉」と思ったりするんだけど、友人関係が次のフェーズに入っただけだからご安心を。そこで焦ってぶっちぎったりせず続けていれば、また爆発的に盛り上がれる日がくるはず(ソースは母)。私もジャストその時期なのでまだ対応に試行錯誤気味なんだけど、まぁそのうち馴染んでくるだろとゆったり構えることにしています。

 

私は元々友人が多いタイプではないけど、だからこそ大人になった今でも私と連絡を取って、遊んでくれる友人たちが心底大事だし、大好きなんだよね。一人でいるのももちろん好きだし、正社員になってから時間の大事さを痛感してるし、かなりのメール・LINE無精なんだけど(みんなごめん)、でもやっぱり友人と連絡を取ったり、会ったりするのは楽しい。10代の頃に言っていた「おばあちゃんになっても遊ぼうね!」はただの夢だったけど、今は本気でそうできればいいなぁと思ってる。そのために、細く長く、これからも続けていきたいな。

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年末に余興打ち上げタコ焼きパーティーした。楽しかった~

 

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何かつらつら書いたら無駄に長くなった!友人に関してこんな語ってて引くね…次はもっとポップに書きたいと思います…何か…インスタジェニックなスイーツについてとか…うん…

 

それではまた~

f:id:mondai-girl:20170201164910j:plain(もんだいちゃん)

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